本支社間・営業所・店舗間 情報共有システムサポート
本社支社・営業所・店舗間など、同じグループ内で離れた場所での顧客情報・日報・業務などの情共有システムをAccessや、Webシステムでサポートします。(Webシステムとは、インターネットなどネットに接続できる環境で、ホームページを見るためのブラウザがあれば操作できるシステムです。)
とかく遠隔地での情報共有システムは、サーバーを含めその仕様が大げさになりがちです。ところがちょっとした業務の情報をリアルタイムに共有したい場面は多々発生します。
弊社では、規模の大きな統合的なシステムだけでなく、その「ちょっとした業務」の情報共有(顧客情報、日報、業務管理など)ができるシステムを、それに見合った価格で構築サポートいたします。
Accessでのデータ共有システムであれば、各拠点にインターネットVPNで繋げば、インターネット回線があたかも一本の社内ケーブルのように各拠点のLANを結び、各パソコンからは社内ネットワークと同じように、遠く離れた本社サーバーや各拠点のPCのファイルが使えるようになります。インターネットを通しているとはいえ、VPNは暗号化・トンネリング技術により情報を守秘します。
遠隔地共有のWebシステムにおいては、インターネット上にサーバーを置き、そのサーバーへの接続をSSL暗号化でブラウザで表示し、ログイン機能を備えるシステムを利用するのが一般的な例でしょうか。完全社内システムであれば、上記のVPN内でサーバーを立てればなお安全です。
ただしWebシステムは、Accessなどと比較し開発費がかかります。そこで、共有する基本データ管理だけWebシステムで構築し、必要なデータを必要な項目で条件抽出、ダウンロードし、それをExcelやAccess、その他市販ソフトなどで取り込み、各自が自由に加工できるようにすれば、多方面で活用できる柔軟性が得られます。そしてその分、システム構築料も安くなります。
その逆も考えられます。例えば、各拠点でExcelやAccess、または市販ソフトで入力したものを、CSVテキストデータなどで吐き出したりWebシステムのデータベースに直接接続させるなどして、Webシステムへデータをアップロード取り込みし、その出力を共有するスタイルも可能です。
最近では、クラウドコンピューティング(インターネット上に、サーバー・システム・データを置くスタイル)が普及してきていることもあり、しっかりとセキュリティをかけられる安価なレンタルサーバーも出てきましたので、小さなシステムでも大げさなサーバーは必要なくなりました。
例)VPN対応サーバー・120GB容量で月額3,000円前後となっています。
これらのサーバーに下記のようにセキュリティをかけ、Webでの情報共有管理システムを構築します。利用するパソコンでは、ブラウザだけがあればご利用できることになります。
・VPN
・SSL(暗号化)接続
・独自認証SSL
・IPアドレス接続制限
・Web基本認証
・構築したシステムでのログイン認証
これらのセキュリティにて、カスタマイズ構築だけでなく、市販のグループウェア(サイボウズやDeskNetsなど)、フリーのグループウェアなどにもご利用いただければ、よりセキュリティの高い運営ができます。
【弊社 Web情報共有システム構築サポート事例】
下記は、「ちょっとした機能」とはいえないくらいに拡張しておりますが、いくつかの事例では、最初は小さな機能から拡張していった結果となっています。
■Accessシステム共有
VPNにて社内ネットワークファイル共有
SQL-Server、SQL-Azureデータベース にAccess接続にて共有
■Webシステム・不動産賃貸管理
ホームページで紹介する賃貸物件情報管理から拡張し、各物件に付随する詳細情報と大家、賃貸者譲情報、賃貸契約書保存、さらには賃貸契約切れのToDo月リスト表示。
■Webシステム・薬局
2店舗間でのPOSレジ情報(顧客、販売データ)取り込み、
個人カルテ情報管理
相談履歴
販売・発送履歴
納品・請求書発行―PDFにて出力
各顧客管理資料―別ファイル(PDF、Word、JPEGなど)を保存管理
条件検索
販促管理(基本条件~販売履歴検索によるデータ抽出)
発送伝票用のCSVデータ生成
健康コンサルティング結果記録&推移グラフ表示
その他
■Webシステム・会員管理
入金管理にて、未入金者への督促サポート
請求・入金情報は、別のシステムからCSVにてアップロード取り込み。
■Webシステム・自社物件管理
グループで所有する物件を無駄なく活用するため、各物件の詳細情報と、空き情報を管理。
グループ内だけで共有し、物件の活用度を上げます。
■Webシステム・研究会
会で所有する膨大な蔵書情報を、パートが在宅で入力。
管理者が研究所にて入力内容をチェック。
最終的には一冊の目録本として出版が目的。
■Webシステム・会計事務所
市販のグループウェア・DeskNetsを乗せ運用。
※現在は、所内Linuxサーバー(弊社構築)にて運用。
ご自社がどのようなスタイルがいいのか、というのはなかなか掴みにくいことだと思います。そのような曖昧な段階から、まずはご要望からお聞かせください。