Accessグラフ活用(生徒成績・会員退会情報管理)
グラフは数値データをビジュアル化するため、その数値の意味を感覚的に捉えやすくなります。感覚的に捉えられれば、その数値を管理する目的に向かい、なにかしらの向上をもたらす具体的行動に結び付けられます。
ある教育関係のご相談者様のアクセスシステムグラフ化のケースです。
生徒の試験成績を年間通して何年にも渡り記録し、そして全ての入試合否などの結果も記録しておきます。これら元データは担当者がExcelで作成し、構築したAccessシステムで自動取り込みするようにしました。
生徒への個別指導のために、例えばその生徒の希望するA校に過去に合格した、あるいは不合格した生徒を条件抽出、それら生徒の過去模試成績を時系列に参考にしたり、個別試験の偏差値範囲で生徒全体で抽出しリスト化したりしながら参考データを抽出します。それらデータは全項目をExcelに出力できるようにして全体傾向、個別指導などの様々な切り口での資料を作成します。
生徒個人個人に面談時、その生徒の成績推移をいくつかの画面に切り分けた表で参照し、グラフにしたレポートを画面で見せながら指導してゆきます。成績情報、およびグラフを含んだ全情報はA3で印刷し生徒に渡します。
このように全体傾向や個別成績を見ながら、その生徒個人個人に合った指導をしてゆき、その行動を強く促すためのツールとしてグラフ化を実現しました。
全国に広がるあるスポーツ系スクールにて、入会日、受講コース、退会日などを登録しておき、退会時期が一番多い期間や、年齢別、コース別などに分けてグラフ化し、退会してしまう理由を探り、できるだけ長く在籍してもらうような仕組みづくりのためのレポートとして、各校で検討資料としています。
2012年12月4日 |
カテゴリー:Access顧客情報・会員管理開発サポート事例