Access顧客情報管理・営業支援(SFA)営業・技術施工日報情報管理
こちらのAccessサポート事例は、通信関係の施工工事の会社です。営業日報管理と、施工工事の日報管理を基本に、顧客基本情報、機器納品情報、営業日報、技術施工日報を統合して、顧客サービスの向上だけでなく戦略的に営業を仕掛けてゆくツールの実現を目指します。
システムの規模は、本社と営業所2ヵ所でVPNで繋がれたネットワークにて、参照も含めれば20名前後の複数ユーザー利用システムです。
Accessのデータファイルだけを分離したAccessファイル共有システム仕様です。
【構築内容】
1.顧客基本情報
一般的な法人基本情報加え、取引実績ある既存顧客か、まだ取引ない見込
み客かのフラグをつける。 下記の納品情報台帳で入力があれば、自動で
既存顧客フラグをセット。
この顧客詳細画面よりこの顧客に絞った営業日報、納品情報台帳、技術施
工日報、技術施工台帳を参照するボタン設置。またマスタ管理で指定した
外部フォルダで、PDFやWord、Excelなどの関連文書を登録し
たり参照したりするボタン設置。
2.営業日報
日時、時間、種別、顧客、内容などの登録。
所要時間は自動算出し、その計算結果は手動で修正可能に。
顧客、担当者、日付範囲などの条件で検索抽出表示。
3.納品情報管理
顧客に設置した機器と、金額、日時を登録。
顧客、日付範囲などの条件で検索抽出表示。
検索表示では、納品履歴とその総合計を表示
※新製品の提案、納入日などから次のリプレイス提案にも活用します。
4.自社以外の製品情報
自社で納品していない顧客先におけるライバル製品の情報を登録。
営業マンあるいは技術が顧客先でヒアリングし登録します。
※新製品の提案、納入日などから次のリプレイス提案にも活用します。
5.技術施工日報
施工工事した情報・日報を記録。
営業日報と同じ内容に技術専用の別項目を追加。
6.技術施工台帳
施工工事し納品した自社製品の詳細情報を記入。
顧客、納入時期で検索表示。
7.日報レポート
担当者別、顧客別の出力。営業、技術日報を混ぜて出力も可能。
8.納品機器レポート
※新製品や納入日などから次のリプレイス提案にも活用します。
【導入効果】
顧客の情報を戦略的活用: 単に顧客訪問しご挨拶回りだけで終わらせず、常に顧客情報に敏感になって収集、そしてその情報のストックと戦略的活用をする。
顧客情報管理の強化による顧客へのサービス・フォローの質向上とスピードアップ。
顧客の情報でありながら顧客自らが意識していない部分への提案、サービスを行うための情報管理。
各営業担当へのアドバイス、営業支援(SFA機能)。
施工工事結果の見直し、反省。よりよい商品・サービスへ。
納品日からのリプレイス、ライバル製品からのリプレイス提案への活用で、営業アプローチのベストタイミングを逃さない。
2011年3月4日 |
カテゴリー:Access顧客情報・会員管理開発サポート事例